"食い倒れの街"を求めてやって来る遠方からの観光客は、主に道頓堀界隈に繰り出していきます。そこでは、「くいだおれ人形」が太鼓を叩き、「かに道楽」のカニが大きな脚を蠢かし、道頓堀川にかかる「戎橋」では「グリコ」の巨大ネオン看板を背にして記念写真を撮る人々で賑わっています。しかし、「名店」「老舗」と呼ばれる店舗は1ヵ所に集まっているわけではありません。これは、都市そのものが"食い倒れの街"として成長してきた大阪の宿命といえます。大阪の食文化は、個々の店舗の営みを通じて生まれ育まれていったからです。天保山マーケットプレースの一角に、昭和40年前後の大阪の街並みを再現した関西名物グルメのテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」を開設。創作和菓子工房芭蕉庵4号店は平成14年10月OPENいたしました。
|