和菓子の世界でも"わらびもち"は、比較的簡単に作れるお菓子ですが、実際、本当においしい物を作るにはやはり、奥の深いこだわりがあります。"わらびもち"は、あまり知られていませんが、山菜のわらびの根っこの澱粉質から作られる、"本蕨粉"が、主な材料となります。 |
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【1.蕨の根茎部分の1〜2年のもの】
笑来美餅の材料となる"蕨粉"は、山に生える山菜の蕨の根から作られます。山で掘り子達が蕨の根を採取してきます。実物は、非常に細い根っこで写真の状態になるまでで1〜2年を要します。 |
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【2.蕨の粉砕】
蕨の根を細かく砕きます。 |
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【3.殿粉質のみ水槽に移す】
粉砕した蕨の根から澱粉質のみ
取り出し、水槽に移していきます。 |
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【4.数回にわたりろ過する】
水槽に移した後、数回ろ過していく
【5.水槽で沈殿さし数週間寝かせる】
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【6.澱粉質の層ができる】
わらび粉を沈殿させ得られる澱粉質の塊は、大きく3層に分かれ下段より、"並""極上""究極"となる。この中でも特に"究極"と呼ばれる部分は、年間200kg程度しか採取されない、大変希少価値の高いものとなる。 |
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【7.乾燥場にて1ヶ月半乾燥】 |
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